お外から保護された猫さん、それも自我の出来上がった月齢ともなると、まず『いろんなことに慣れさせる』いわゆる家猫修行なんて言われますが、メインにいたってはその必要まったくない感じです。

当日は多少なりとも緊張していたようで、すみっこの方で縮こまっていたけど、朝にはもう普通の飼い猫さん。生まれたときから僕ここにいたの・・・って感じでした(*゚▽゚*)

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外の世界は懐っこい猫の方が危険がいっぱい!


私が預かりボラをするきっかけになった猫ボラさんは、TNRを中心に活動していました。個人の百戦錬磨のボラさん数人の活動を、数年間近くで見てきていつも思っていたこと「すごいな・・・」。

バイタリティだったり、押しの強さだったり(゚∇゚ ;)・・・まぁ、いろんなことがすごくて尊敬もするし、可愛くも感じたりして素敵な人たちばかりでした。

TNRとひと言で言っても色々なケースがあります。メイン君の場合は全頭リリースの現場だったようです。携わるボラやタイミングによって変わってしまうのが現実だから。


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全国的にTNR現場でどのくらいの猫を保護して里親募集までする団体や個人がいるかはわかりませんが、私の知っているボラさんに限って言えば、リリース(避妊去勢をして元いた場所に戻すこと)しないで里親さんを探すパターンで多いのは、

  • 手術のできない子猫
  • 人懐こい子

このふたつです。子猫であれば全部保護するわけでもないです。子猫と言ってもある程度大きくなっていれば警戒心も強い(かなり)子もいるので、手術ができる月齢まで待って数ヵ月後に現場に入ったりもします。

TNRは一度携わったら数ヶ月、それどころか年単位で関わることもあります。離乳前の育児中の母猫は手術をしないで、子猫が離乳するまで待ちますしね。

あまりに人懐こい子は、現場の状況によってはリリースは本当に躊躇っていました。地域猫としてしっかり見守ってくれる人たちがいる場所は問題ないけど、苦情があったりすると猫に被害が及ぶ可能性もあります。

それに、虐待されて重傷を負ったり、最悪命を落とす子もたいていは警戒心が薄く人懐こい子です。

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こんな子はすぐやられちゃいます。(≧ヘ≦) 

TNRは猫が好きな人苦手な人双方のため


TNRをしているボランティア団体や個人ボラさんは、ほとんどが持ち出しです。行政と連携して行えるような現場はすごく少なくてラッキーです。

手術費用にしても、補助金は出る行政はあっても全額は出ないと思ったほうがよいです。だから、相談者さんから依頼があったときに、費用のことを含めてどこまで関ることができるのかを聞くのです。

ボランティアなんだから何でもやってくれるだろう、そう思っている人も中にはいるのが現実です。

好きでやってるんでしょ・・・確かにそうなんだけど、それを投げ捨てるように言われるのは悲しいです。

猫好きな人は猫を敬遠する人を冷たい人間と言う、猫が嫌いな人は居なくなってしまえば良いと思う・・・どちらも正論ですか?

地域でこれ以上猫が増えないように避妊手術をして、1代限りのその猫の生を見守る

餌やりさんは食べ残しをきちんと始末して環境に配慮することは大前提として、猫が好きな人もそうでない人も、少しずつ譲ってお互いがウィンウィンでやっていこうというのがTNRの目的だと思うのです。

これからもっともっと寒くなります。メインは保護されてあったかい部屋でヌクヌク過ごしていますが、外で冬を乗り切る猫たちに思いめぐらせて書き連ねてみました。

「おうちに来る?」と優しく声をかけられる猫がたくさんいることを願って。

さて!メイン君の動画ですよー。



デレデレ坊主でしょ?
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