保護日は12月5日。保護主宅で二日過ごし、我が家へやってきました。少し気管支がゼィゼィ言っていたそうで、しばらく様子見です。
・・・と思っていたら風邪症状が出てきましたー!うちのかかりつけの獣医さんに連れて行って、とりあえず抗生剤の服用です。
猫の風邪も人間同様、しっかり養生していれば治ります。というか、自分の体力で治すしかないのです。じゃぁ、なんで抗生剤?
それは、二次感染や悪化を防ぐためです。
動かん!元々の性格なのかしんどいのか?若猫なのにねぇ
わが家にやってきた時は、当然ながらすみっこで固まってました。でも、翌日にはお気に入りの場所を見つけておくつろぎ~♪
良かったわー・・・と思っていたのですが。う・動かん!お気に入りの場所はちょっと高い所なんだけど、トイレと食事以外降りてこなーい。天上人、いや天上猫状態なのです。
熱も少し高いからしんどいのかな?とも思うのですが、性格的にもおっとり君っぽい。先入観もありますが、黒白の男の子って天然が多いとか・・・。
まぁ、体型も俊敏なタイプには見えないのですけどね。もっちりしてます(^^;)それがまた可愛いのです♪
メイン君、被毛が長め。ワッサーと密集しています。そのせいもあって大きく見えるのですが、病院で体重を量ったら3.6㎏でした。
えっ!軽っ!
報告すると保護主もちょっと拍子抜けって感じでしたん。まだ1歳前なのでもう一回りくらいは成長すると思うけど、成猫になっても実際の体格より大きく見えそうな予感。
今しばらく体調を整えてからの里親募集となります。まずはしっかり風邪を治そう!
ちょこっとコラム★猫の風邪豆知識
一般的に猫風邪と呼ばれる疾患は、猫伝染性呼吸器症候群(または疾患)と呼び、原因ウイルスによって呼び名も変わります。
- ヘルペスウイルス→猫伝染性鼻気管炎(FVR)
- カリシウイルス→猫カリシウイルス感染症(FCV)
猫の風邪はこの二つのウイルスが大半を占めます。そのほか呼吸器症候群の原因となるものをいくつか挙げておきます。
- 猫レオウイルス
- クラミジア・フェリスによる肺炎
- ボルデテラ・ブロンキセプティカ(気管支敗血症菌)
ワクチンで防げる猫風邪
上記の原因ウィルスのうち、ヘルペスウイルスとカリシウイルスはワクチンがあります、猫の3種混合ワクチンは、この二つのウィルスとパルボウイルスに対するワクチンです。
5種になるとさらに猫白血病ウィルスとクラミジアが加わります。
猫風邪の症状と治療
猫がくしゅんくしゅんとくしゃみをしたら要注意です。涙目になっていたり、呼吸がしにくそうではありませんか?発熱も伴うのでだるそうに見えることも。
猫風邪の多くはいくつかのウイルスによって複合感染しています。その中でもヘルペスウイルスによる猫伝染性鼻気管炎は特にくしゃみや多量のよだれ、流涙と鼻汁がひどいです。
猫の顔がぐちゃぐちゃ~っ!ってことになりかねません。幸い、メイン君は今のところ美猫のままです!
一般的な病院では、原因ウイルスを特定する検査まではしません。抗生物質の服用と、症状を診て脱水を起こしているようなら補液をすることもあります。
抗生物質は猫風邪を治すわけではないといいましたが、菌の増殖を抑えるために使います。ボルデテラとクラミジアには有効だそうです。カリシにはインターキャットも使います。
猫の風邪は症状が治まっても完治には2週間ほどかかります。人間も同じですものね。。。
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